Observation

共通プロファイル

概要

この共通プロファイルではObservationリソースに共通する定義情報をまとめて記載している。

ユースケースに応じた概要、背景、スコープ、用語定義に関する情報は各ユースケース毎の実装ガイドに記載されている。

項目 内容
定義URL http://hl7fhir.jp/fhir/StructureDefinition/JP_Observation
バージョン 1.0.0
名前 JP_Observation
タイトル JP Core Observation Resource
ステータス アクティブ(yyyy-mm-dd)
定義 Observationリソース
公開者 HL7 FHIR JP WG
Copyright 2021
ソースリソース https://simplifier.net/fhirjpigwg/jpobservation

背景および想定シナリオ

検査リソースの用途は以下の通り。

  • 体重、血圧、体温などのバイタルサイン
  • 血糖値や推定GFRなどの検査データ
  • 骨密度や胎児測定値などの画像結果
  • 腹部圧痛などの臨床所見*
  • 目の色など、個人的な特徴
  • 喫煙歴、社会歴、家族支援、認知状態

*臨床所見と疾患の境界は、以前として医療オントロジーの課題です。一般的なガイドについては、検査リソースの境界および状態リソースの境界のセクションを参照して下さい。

スコープ

検査はヘルスケアの中心的な要素であり、診断のサポート、進行状況のモニタリング、基準とパターンの決定、人口統計的特性の把握に使用される。ほとんどの検査は、メタデータを含む単純な名前/値のペアだが、一部の検査は他の観測を論理的にグループ化したり、多要素からなる検査であったりする。検査レポート(DiagnosticReport)リソースは一連の検査の臨床/ワークフローの文脈を決め、検査リソースは診断レポートによって参照されることで、検査、画像、その他の臨床および診断データを表現してレポートを形作る。

関連するプロファイル

このプロファイルは、以下のリソースに対して定義された各プロファイルから直接参照される可能性がある。

  • JP CORE AdverseEvent リソース
  • JP CORE Appointment リソース
  • JP CORE CarePlan リソース
  • JP CORE ChargeItem リソース
  • JP CORE ClinicalImpression リソース
  • JP CORE Communication リソース
  • JP CORE CommunicationRequest リソース
  • JP CORE Condition リソース
  • JP CORE Contract リソース
  • JP CORE DeviceRequest リソース
  • JP CORE DeviceUseStatement リソース
  • JP CORE DiagnosticReport リソース
  • JP CORE Encounter リソース
  • JP CORE FamilyMemberHistory リソース
  • JP CORE Goal リソース
  • JP CORE GuidanceResponse リソース
  • JP CORE ImagingStudy リソース
  • JP CORE Immunization リソース
  • JP CORE MedicationAdministration リソース
  • JP CORE MedicationRequest リソース
  • JP CORE MedicationStatement リソース
  • JP CORE MolecularSequence リソース
  • JP CORE itself リソース
  • JP CORE Procedure リソース
  • JP CORE QuestionnaireResponse リソース
  • JP CORE RequestGroup リソース
  • JP CORE RiskAssessment リソース
  • JP CORE ServiceRequest リソース
  • JP CORE SupplyRequest リソース

リソース定義

(仕様は暫定です。関連プロファイルと基底仕様を踏まえてアップデート予定です)

category
coding
subject1..Reference(Patient)
value[x]

identifierΣ0..*Identifier
basedOnΣ0..*Reference(CarePlan| DeviceRequest| ImmunizationRecommendation| MedicationRequest| NutritionOrder| ServiceRequest)
partOfΣ0..*Reference(MedicationAdministration| MedicationDispense| MedicationStatement| Procedure| Immunization| ImagingStudy)
statusΣ ?!1..1codeBinding
category0..*CodeableConceptBinding
codingΣ0..*Coding
textΣ0..1string
subjectΣ1..1Reference(Patient)
focusΣ0..*Reference(Resource)
encounterΣ0..1Reference(Encounter)
effectiveDateTimedateTime
effectivePeriodPeriod
effectiveTimingTiming
effectiveInstantinstant
issuedΣ0..1instant
performerΣ0..*Reference(Practitioner| PractitionerRole| Organization| CareTeam| Patient| RelatedPerson)
valueQuantityQuantity
valueCodeableConceptCodeableConcept
valueStringstring
valueBooleanboolean
valueIntegerinteger
valueRangeRange
valueRatioRatio
valueSampledDataSampledData
valueTimetime
valueDateTimedateTime
valuePeriodPeriod
dataAbsentReason0..1CodeableConceptBinding
interpretation0..*CodeableConceptBinding
note0..*Annotation
bodySite0..1CodeableConcept
method0..1CodeableConcept
specimen0..1Reference(Specimen)
device0..1Reference(Device| DeviceMetric)
low0..1SimpleQuantity
high0..1SimpleQuantity
type0..1CodeableConceptBinding
appliesTo0..*CodeableConcept
age0..1Range
text0..1string
hasMemberΣ0..*Reference(Observation| QuestionnaireResponse| MolecularSequence)
derivedFromΣ0..*Reference(DocumentReference| ImagingStudy| Media| QuestionnaireResponse| Observation| MolecularSequence)
codeΣ1..1CodeableConcept
valueQuantityQuantity
valueCodeableConceptCodeableConcept
valueStringstring
valueBooleanboolean
valueIntegerinteger
valueRangeRange
valueRatioRatio
valueSampledDataSampledData
valueTimetime
valueDateTimedateTime
valuePeriodPeriod
dataAbsentReason0..1CodeableConceptBinding
interpretation0..*CodeableConceptBinding
referenceRange0..*see (referenceRange)

identifierΣ0..*Identifier
basedOnΣ0..*Reference(CarePlan| DeviceRequest| ImmunizationRecommendation| MedicationRequest| NutritionOrder| ServiceRequest)
partOfΣ0..*Reference(MedicationAdministration| MedicationDispense| MedicationStatement| Procedure| Immunization| ImagingStudy)
statusΣ ?!1..1codeBinding
category0..*CodeableConceptBinding
codingΣ0..*Coding
textΣ0..1string
subjectΣ1..1Reference(Patient)
focusΣ0..*Reference(Resource)
encounterΣ0..1Reference(Encounter)
effectiveDateTimedateTime
effectivePeriodPeriod
effectiveTimingTiming
effectiveInstantinstant
issuedΣ0..1instant
performerΣ0..*Reference(Practitioner| PractitionerRole| Organization| CareTeam| Patient| RelatedPerson)
valueQuantityQuantity
valueCodeableConceptCodeableConcept
valueStringstring
valueBooleanboolean
valueIntegerinteger
valueRangeRange
valueRatioRatio
valueSampledDataSampledData
valueTimetime
valueDateTimedateTime
valuePeriodPeriod
dataAbsentReason0..1CodeableConceptBinding
interpretation0..*CodeableConceptBinding
note0..*Annotation
bodySite0..1CodeableConcept
method0..1CodeableConcept
specimen0..1Reference(Specimen)
device0..1Reference(Device| DeviceMetric)
low0..1SimpleQuantity
high0..1SimpleQuantity
type0..1CodeableConceptBinding
appliesTo0..*CodeableConcept
age0..1Range
text0..1string
hasMemberΣ0..*Reference(Observation| QuestionnaireResponse| MolecularSequence)
derivedFromΣ0..*Reference(DocumentReference| ImagingStudy| Media| QuestionnaireResponse| Observation| MolecularSequence)
codeΣ1..1CodeableConcept
valueQuantityQuantity
valueCodeableConceptCodeableConcept
valueStringstring
valueBooleanboolean
valueIntegerinteger
valueRangeRange
valueRatioRatio
valueSampledDataSampledData
valueTimetime
valueDateTimedateTime
valuePeriodPeriod
dataAbsentReason0..1CodeableConceptBinding
interpretation0..*CodeableConceptBinding
referenceRange0..*see (referenceRange)

次のデータ項目はデータが存在しなければならない(必須)であるか、あるいは、データが送信システムに存在する場合はサポートされなければならない(Must Support)要素である。

必須

Observation リソースは、次の要素を持たなければならない。

  • status︓検査項目情報の状態は必須である。
  • code︓このリソースは何の検査項目であるかを示すため必須である。

MustSupport

このプロファイルではMust Supportの要素は存在しない。

用語定義

Path 定義 バインディング強度 バリューセット
Observation.status 検査の状態を提供するコード Required(必須) ObservationStatus
Observation.category 上位レベルの検査カテゴリのコード Example(例) ObservationCategoryCodes
Observation.code
Observation.component.code
単一の検査名を特定するコード Example(例) LOINCCodes
Observation.dataAbsentReason
Observation.component.dataAbsentReason
結果(Observation.value[x])の欠損理由を特定するコード Extensible(拡張可能) DataAbsentReason
Observation.interpretation
Observation.component.interpretation
検査の解釈を特定するコード Extensible(拡張可能) ObservationInterpretationCodes
Observation.bodySite 解剖学的位置を表現するコード。ラテラリティ(左右)も含む場合あり。 Example(例) SNOMEDCTBodyStructures
Observation.method 単一の検査の測定方法 Example(例) ObservationMethods
Observation.referenceRange.type 基準値の種別コード Preferred(優先) ObservationReferenceRangeMeaningCodes
Observation.referenceRange.appliesTo 基準値が適用される母集団を識別するコード Example(例) ObservationReferenceRangeAppliesToCodes

制約一覧

id レベル 位置 説明
obs-3 ルール(エラー) Observation.referenceRange 少なくとも上限・下限もしくはテキストが必要です。 low.exists() もしくは high.exists() もくしは text.exists()
obs-6 ルール(エラー) (base) Observation.value[x] が存在しない場合にのみ dataAbsentReason が存在するようする必要があります。(SHALL) dataAbsentReason.empty() もしくは value.empty()
obs-7 ルール(エラー) (base) Observation.code が Observation.component.code と同一だった場合、コードに関連付けられたvalue要素は存在してはいけません。(SHALL NOT) value.empty() もしくは component.code.where(coding.intersect(%resource.code.coding).exists()).empty()

補足

(本章はテンプレート2には無い章です。共通しy本家リソース仕様から転記したものです。)

検査のプロファイリング

最も単純な場合、リソースインスタンスはコード、値、および状態フラグだけで構成できます。他のプロパティの関連性は、検査の種類によって異なります。プロファイルは、与えられた事例に対する特定の種類の検査を記録する際の指針を提供するために作成されます。検査リソースは、大多数のシステムで記録された詳細さの度合いに焦点を当てています。ただし、特定の事例では、特定の状況に関連する追加の制約と追加の情​​報がある場合があります。こうした複雑さを追加で取り込めるように、他のリソースと同様、拡張機能が利用できます。

検査の対象

通常、対象(患者もしくは患者グループ、場所、もしくは機器)に対して検査が行われ、その検査のために直接計測されたものと対象との間の区別は、検査コード(例えば、血糖)によって特定され、別々に表現する必要はありません。ただし、対象そのものでない場合、検査の焦点を表現するために3つの属性を使用できます。specimen(検体)およびbodySite(検査対応部位)の要素は、対象のサンプルもしくは解剖学的・形態学的な位置の測定値の表現に利用され、患者に埋め込まれた機器や別の検査などの注意点に相当するような対象の特定の観点に焦点を当てて表現しています。

検査のグループ分け

多くの検査は、他の検査と重要な関係性を持っているため、グループ化する必要があります。 例えば、構造は以下のように定義されます:診断レポートとDiagnosticReport.result(診断レポート.結果)。検査の要素については以下のように定義されます:Observation.component(検査.要素)、 Observation.hasMember(検査.保持メンバ)、Observation.derivedFrom(検査.派生元)。以下の節では、使用される構造に関しての指針について述べます。何をグループ化するのかという考え方は、しばしば文脈に高く依存しており、エンドユーザーの視点にも基づくため、使用する構造の選択は、権限や組織的な訓練、文脈などによって決めるべきです。通常、プロファイリングは実装に必要になるでしょう。

DiagnosticReport.result(診断レポート.結果)

診断レポートは順序(サービス要求)に直接関連しています。DiagnosticReport.code(診断レポート.コード)はパネルに名前を付け、グループ化要素として機能します。従来、これは臨床検査において"パネル"や"バッテリー"と呼ばれていたものです。DiagnosticReport.result(診断レポート.結果)の要素は、個々の検査を参照します。いくつかの例では、診断レポートを使った検査のグループ化をグループ化の構造として示しています。

Observation.component(検査.要素)

Observation.component(検査.要素)は、1要素の検査の範囲を超えて使われたり、合理的には解釈できないような結果をサポートするために使われます。 検査の要素は、個別かつ分けられた検査の一部分から構成されるか、Observation.codeに対して適切な情報を提供します。また、Observation.codeに関して唯一、理解を与えるものとなるでしょう(例えば、$stats操作を参照)。従って、正しく検査の意味を理解するためには、すべての コード値と要素.コード要素.値の組み合わせを考慮する必要があります。要素は、一つの手法、一つの検査、一人の検査実施者、一つの装置、および1回しかない場合のみ使用するべきです。この構造を使ったいくつかの事例は下記を含みます:

  • 1.一般的に生成され、一緒に解釈される検査。たとえば、収縮期および拡張期の血圧は、単一の血圧パネルとして表現。
  • 2.一般的に一緒に生成および解釈される評価ツールの結果。たとえば、5つの要素を持つ単一の検査である新生児のアプガー指数。
  • 3.質問に対する複数の回答の表現(検査と質問/回答の関係と境界)。たとえば、患者が飲んだアルコールの種類の報告。

一方で、別の検査の構成要素であるという文脈から外れた臨床的に関連する検査は、個別の検査リソースで表されるべきです。例えば、ボディマス指数(BMI)検査は、身長と体重は臨床的に関連した検査であるから、これらを要素に含むべきではありません。個別の検査リソースとして表現するべきです。どのように独立した検査を関連付けるか、後述する節を参照してください。

Observation.hasMember(検査.保持メンバ) および Observation.derivedFrom(検査.派生元)

Observation.hasMember(検査.保持メンバ)と Observation.derivedFrom(検査.派生元)、および中核となる拡張機能であるObservation-sequelTo(検査-続編) と Observation-replaces(検査-置換)は、手法、検査、実施者、機器、時間、エラー状態に対して1つ以上の異なる値を持った結果や、それ自体の使用や解釈した結果をサポートするために利用されます。この構造を用いる2つの共通事例は以下の通りです:

  • 1."パネル"や"バッテリー"などに対する検査に関連したグループ分けについて。この事例では、Observation.code(検査.コード)は、"パネル"コードを表します。典型的には、Observation.value(検査.値)は存在せず、検査メンバのセットがObservation.hasMember(検査.保持メンバ)に一覧されます。この構造は、診断レポート(例えば、複雑なマイクロ分離と感受性検査報告)と共に利用される場合には、入れ子になったグループ分けを許可します。
  • 2.ある検査が派生して他の検査と関連付ける場合、Observation.code(検査.コード) と Observation.value(検査.値)の両方とも存在し、関連付けられた検査はObservation.derivedFrom(検査.派生元)に一覧されます。この一例として、身長と体重の計測値が参照されるボディマス指数(BMI)検査があります。

検査におけるコード利用

結果の値をコードを用いて事前定義された概念で表現するとき、valueCodeableConcept(値コーディング可能概念)が使われます。この要素は、SNOMED CTなどの標準的な命名法または元システム("ローカル")でコード化された結果値で構成される値セットにバインドされます。

多重コーディング

結果は、異なるコードシステムに基づいて複数の値セットでコーディングでき、概念マップリソースを使用してマッピングしたり、下の例に示すように要素に直接追加のコーディングとして指定したりできます。 例えば、LOINC 43304-5(プローブおよびターゲット増幅法による不特定検体中のクラミジア・トラコマチスrRNA [存在] )は、典型的にコード化された存在/不在の概念と関連付けられます。 標準コード変換を用いて'陰性'をコード化した値を利用して、valueCodeableConcept(値コーディング可能概念)は以下のように表現されます:

	"valueCodeableConcept": {
		"coding": [
			{
				"system": "http://snomed.info/sct",
				"code": "260385009",
				"display": "陰性"
			}, {
				"system": "https://acme.lab/resultcodes",
				"code": "NEG",
				"display": "陰性"
			}
		],
		"text": "クラミジア・トラコマチスrRNA は陰性"
	}

コーディング結果のためのテキスト値:

データ要素が通常通りコード化される時や、code(コード)要素と関連付けられた型がコードの値を定義する際、適切なコードがなく、フリーテキストのみが利用できる場合であってもvalueCodeableConcept(値コーディング可能概念)を使用します。例えば、テキストだけ使うと、valueCodeableConcept(値コーディング可能概念)要素は以下のようになります:

	"valueCodeableConcept": {
		"text": "コード化不可のフリーテキスト結果"
	}

コード化された回答リストに"その他"の概念コードが含まれ、概念のフリーテキスト記述がある場合、情報源の完全な意味を取り込むため valueCodeableConcept.text(値コーディング可能概念.テキスト)要素を使用するべきです。以下の例では、回答コード"その他"は、valueCodeableConcept(値コーディング可能概念)要素の中で提供され、valueCodeableConcept.text(値コーディング可能概念.テキスト)要素の中で提供される値がテキスト値となります。

{
	"resourceType": "Observation",
	... 中略 ...
	"code": {
		"coding": [
			{
				"system": "http://loinc.org",
				"code": "74076-1",
				"display": "関与する薬物または物質"
			}
		]
	},
	.. 中略 ...
	"valueCodeableConcept": {
		"coding": [
			{
				"system": "http://loinc.org",
				"code": " LA20343-2",
				"display": "その他の物質: 明記して下さい"
			}
		],
		"text": "その他: ソファの下で見つけた青い錠剤"
	}
	.. 中略 ...
}

FHIRにおけるコード値の組み合わせを用いた相互運用性の課題

多くの検査イベントに対して(特定パターンかどうかに関わらず)繰り返し発生する課題は、検査.コードと検査.値を追加する方法を決める時に起こります。このことは臨床検査においてはごく簡単なことですが、所見や疾患、家族歴などのその他の種類の検査にて曖昧性を生じます。この議論は、そのようなステートメントのコード化された表現が Observation.code(検査.コード)および Observation.value(検査.値)要素を使用して表現される方法に焦点を当てています。 FHIRの検査の中心となる2つの異なる側面があります:

  • プロパティが検査された所見および/またはプロパティを作成するために実行されたアクション。例:血中ヘモグロビンの測定。
  • 検査の結果。例:14 g/dl。

Observation.codeとObservation.value異なる組み合わせを使用して、同じ情報を表すいくつかの異なる方法が存在します。代替手段の制約のない使用は、意味的等価性の計算と、さまざまなアプリケーションおよびユーザーからの検査に対する安全な解釈が大きな課題です。次の4つのパターンは、同じケースを合理的に表すことができます。 検査リソースは多くのユースケースをサポートする必要があることを考慮すると、特定のパターンを定義する適切な場所は、FHIRを実装する権限および/または組織によって指定されたプロファイルおよび実装ガイドを通じて行われることが期待されます。:

  • 1.Observation.code は、検査の性質を表現しており、Observation.value は数値以外の結果値を表しています。これらは、FHIR検査の中心となる2つの異なる側面となっています。例:
    • code=[検査]
    • value=[腹部圧痛]
  • 2.Observation.codeは上記1.とほぼ同じですが、粒度のレベルは値からコードに移行されます。 例:
    • code=[腹部検査]
    • value=[圧痛]
  • 3.Observation.codeは、検査アクションを指定しない方法でも表現されますが、上記の項目のように、単一の名前(または用語)にまとめられた検出結果に関するステートメントを示します。 この例では、Observation.valueが存在し、通常それを確認または否決する結果を「修飾」します。例:
    • code=[腹部圧痛]
    • value=[確認/陽性]
  • 4.この例では、Observation.codeは、検査アクションを指定しない方法で表現されていますが、単一の名前(または用語)にまとめられた検出結果に関するステートメントを示しています。 この文脈における特定の例では、Observation.valueは省略されています。例:
    • code=[腹部圧痛]
    • 値要素は省略

ガイダンス:

  • 1.ケース 1 と 2の推奨ルール:
    • The Observation.code はLOINC概念コードであることが望ましい。
      • もしSNOMED CT 概念コードを使用する場合、363787002 (検査できる実体Observable entity(Observable entity))か386053000(評価手順Evaluation procedure(evaluation procedure))を表す必要があります(SHOULD)。
    • 数値以外の場合、Observation.value はSNOMED CT概念コードであることが望ましい。
  • 2.ケース3の推奨ルール:
    • Observation.value はLOINCまたはSNOMED CT概念コードであることが望ましい。
      • もしSNOMED CT 概念コードを使用する場合、404684003 (臨床所見Clinical finding (finding))、413350009 (明示的な文脈における所見Finding with explicit context(finding))、または272379006 (イベントEvent(event))を表す必要があります(SHOULD)。
    • Observation.value は以下のどちらかによって表されます。
      • ブール値 valueBoolean
      • コード化可能な概念の値valueCodeableConceptはできれば以下を利用:
        • SNOMED CTの362981000 (修飾子Qualifier value (qualifiervalue))の下位概念
        • HL7 v2 の Y/N Indicator
        • HL7 v2 の拡張 Y/N Indicator (unfortunately is missing 'not given')
  • 3.ケース4の推奨ルール:
    • Observation.code がSNOMED CTの404684003 (臨床所見Clinical finding (finding))、413350009(明示的な文脈における所見Finding with explicit context(finding))または272379006 (イベントEvent(event))の下位概念。
    • Observation.value は省略されます。デフォルトの解釈は、Observation.codeで表される概念(単一コードまたは表現)が患者に存在することです。'臨床所見clinical-finding'のObservation.dataAbsentReason値は予期される値が欠落している理由を指し示している必要があります(SHOULD)。
  • 4.HL7 Version 3 Implementation Guide: TermInfo - Using SNOMED CT in CDA R2 Models, Release 1 で説明されているアサーションパターンは使用してはなりません(SHOULD NOT)。

追加コードやObservations によるObservationの解釈の洗練

次のリストは、コードの使用または他の複数の検査によって、検査の解釈が変更される可能性がある追加文脈を付与するためのガイドです。:

  • 1.可能であれば最も専用のコードを使用します。
    例:
{
"resourceType": "Observation",
... 中略 ...
"code": {
	"coding": [
		{
			"system": "http://loinc.org",
			"code": "6689-4",
			"display": "血糖値[質量/体積]--食後2時間値"
		}
	]
},
... 中略 ...
}
  • 2.または上記のようにObservation.code で追加のコードを使用します。
    例.: Observation.code = coding-1: 59408-5 パルスオキシメータによる動脈血酸素飽和度, coding-2: 20564-1 血中酸素飽和度
{
"resourceType": "Observation",
... 中略 ...
"code": {
	"coding": [
		{
			"system": "http://loinc.org",
			"code": "59408-5",
			"display": "パルスオキシメータによる動脈血酸素飽和度"
		},
		{
			"system": "http://loinc.org",
			"code": "20564-1",
			"display": "血中酸素飽和度"
		}
	]
},
... 中略 ...
}
  • 3.上述のようにグループ化された複数の検査は、検査を正しく理解・解釈するために必要な追加情報を与える。検査をグループ化する代わりに拡張機能を使用することで、検査の理解・解釈に必要な他の検査の参照先にできます。

Note:この目的のために既存の Observation Extensionsを評価するため、実装者コミュニティからの意見を求めています。フィードバックはこちら。

値とデータ型

  • Observation.value 要素には、次のように型に応じた変数名があります。:
    • コード化できる概念
    • 文字列
    • ブール値
    • 整数値
    • 範囲
    • 割合
    • 標本データ
    • 時刻
    • 日時
    • 期間
  • 結果へのコードの利用の章参照
  • ほとんどの検査結果値は「不明」などの例外のために真のブール値にならないため、ブール型はめったに使用されません。従って代わりにCodeableConceptデータ型を使用し、http://terminology.hl7.org/ValueSet/v2-0136 からコードを選択する必要があります(これら「はい/いいえ」の概念は、表示名「true / false」または必要に応じて他の相互に排他的な用語にマッピング可能)。
  • SampledDataデータ型には、特別な値「E」(エラー)、「L」(検出限界未満)、「U」(検出限界超え)が使用できます。しかし、検出限界値超えと未満の範囲の検査でvalueQuantityを使用する場合は、比較基準と共に限界値を指定してvalueQuantityを使用する必要があります。さらにエラーが発生した場合、dataAbsentReason要素に適切な値(「エラー」または「NaN」)を使用する必要があります。たとえば、値が<2.0 mmol / Lの検出下限を下回った場合、valueQuantityは次のようになります:
	"valueQuantity": {
		"value": 2.0,
		"comparator": "<",
		"unit": "mmol/l",
		"system": "http://unitsofmeasure.org",
		"code": "mmol/L"
	}

もし値が「NaN」(エラー)の場合、valueCodeableConcept要素は存在せず。dataAbsentReason elementは次のようになります。

	"dataAbsentReason": {
		"coding": [
			{
				"system": "http://terminology.hl7.org/CodeSystem/data-absent-reason",
				"code": "NaN",
				"display": "数値ではありません"
			}
		]
	}
  • 値要素には複数の型が許可されているため、複数の値検索パラメータが定義されています。Ratio型の値を検索するための標準パラメータはありません。

検査における生理学的に重要な時間

effectiveDateTimeとeffectivePeriodは、対象の検査に最も関連する時間です。 生物学的対象(例:人間の患者)の場合、生理学的に検査に関連する時間です。標本の検査の場合、標本収集の開始と終了を表します(24時間尿中ナトリウム等)が、収集時間が十分に短い場合は1点の時刻を指します(例:通常の静脈穿刺)。対象者から直接得た検査の場合(例:血圧、胸部X線)、検査プロセスの開始時間と終了時間で、こちらも多くの場合1点の時刻を指します。

参照範囲

最も一般的な検査には普遍的な参照範囲が1個だけ含まれます。参照範囲は、臨床検査や他の収縮期血圧のような検査には有用かもしれませんが、「妊娠」のようなものにはほとんど関係ありません。システムは患者に関する知識(例:患者固有の年齢・性別・体重・その他要因)に基づいて関連する参照範囲のみに制限できます(MAY)が、それは不可能か不適切な場合があります。複数の参照範囲があるときは常に、参照範囲および/または年齢属性で違いが分かるようにしなければなりません(SHOULD)。

キャンセルまたは中止された検査

検査や検査を完了できなかった場合(例えば検体が不十分とか、医療者がオーダをキャンセルしたとか)、ステータスをキャンセルに更新し、具体的な詳細を、できればコード化された値としてdataAbsentReasonかvalueCodeableConcept要素に設定します。'note'要素にも同様に追加情報が付与される場合があります。検体拒否の例は、不十分な検体という意味のコード化された値のdataAbsentReasonへの設定する事を示します。

遺伝情報についての検査

遺伝情報の報告には、DiagnosticReport とObservation resourcesを主に使用します。遺伝情報に関する結果の記述についての実装ガイドはこちら。

利用方法

コンフォーマンス インタラクション
SHALL(必須) search-type、read
SHOULD(推奨) vread、history-instance
MAY(利用可能) create、update、patch、delete、history-type

OperationおよびSearch Parameter 一覧

ユースケース独自のSearch Parameterが定義されていない場合、以下の表の内容の共通のSearch Parameterとなる。ただし、categoryパラメータおよびcodeパラメータについては、各ユースケース毎に異なる固定値および用語定義で定められたコード体系を指定することになるので注意が必要である。

コンフォーマンス パラメータ
MAY subject,category,code,value-quantity reference,token,token,quantity GET [base]/Object?subject=Patient/123&category=vital-signs&code=http://loinc.org|8867-4&value-quantity=gt40
MAY subject,category,code,value-quantity,date reference,token,token,quantity,date GET [base]/Object?subject=Patient/123&category=vital-signs&code=http://loinc.org|8867-4&value-quantity=gt40&date=le2020-12-31
MAY subject,category,code,value-quantity,encounter reference,token,token,quantity,encounter GET [base]/Object?subject=Patient/123&category=vital-signs&code=http://loinc.org|8867-4&value-quantity=gt40&encounter=Encounter/456

操作詳細

必須検索パラメータ

次の検索パラメータは必須でサポートされなければならない。(SHALL) (Observationリソースでは検索の多様性が求められるため、必須としての検索項目は定義していない。)

推奨検索パラメータ

次の検索パラメータはサポートすることが推奨される。(SHOULD)

オプション検索パラメータ

オプションとして次の検索パラメータをサポートすることができる。(MAY)

1.患者中心での検索:subjet(= Patientリソース:対象患者)、category(対象カテゴリ)、code(対象項目)、value[x].valueQuantity(値条件)での検索をサポートすることが望ましい。(MAY)

検査結果値であるエレメント=value[x].valueQuantityの実際のSearch Parameterはvalue-quantityとなる。

subject,category,code,value-quantity の各検索パラメータに一致するObservationリソースを含むBundleを取得することができる。

GET [base]/Object?subject={reference}&category={token}&code={token}&value-quantity={quantity}

例:

GET [base]/Object?subject=Patient/123&category=vital-signs&code=http://loinc.org\|8867-4&value-quantity=gt40

2.項目中心の検索:subjet(= 複数のPatientリソース:母集団としての患者範囲)、category(対象カテゴリ)、code(対象項目)、value[x].valueQuantity(値条件)、effective[x].effectiveDateTime または .effectivePeriod(期間範囲)での検索をサポートすることが望ましい。(MAY)

検査結果値であるエレメント=value[x].valueQuantityの実際のSearch Parameterはvalue-quantityとなり、期間指定についてはエレメントがeffective[x].effectiveDateTime または .effectivePeriod いずれの場合においてもSearch Parameterは dateとなる。

subject,category,code,value-quantity,date の各検索パラメータに一致するObservationリソースを含むBundleを検索する。

GET [base]/Object?subject={reference}&category={token}&code={token}&value-quantity={quantity}&date={date}

例:

GET [base]/Object?subject=Patient/123&category=vital-signs&code=http://loinc.org\|8867-4&value-quantity=gt40&date=le2020-12-31

3.訪問診療等の検索:subjet(= 複数のPatientリソース:母集団としての患者範囲)、category(対象カテゴリ)、code(対象項目)、value[x].valueQuantity(値条件)、encounter(= Encounterリソース:対象医療行為)での検索をサポートすることが望ましい。(MAY)

subject,category,code,value-quantity,date,encountr の各検索パラメータに一致するObservationリソースを含むBundleを検索する。

GET [base]/Object?subject={reference}&category={token}&code={token}&value-quantity={quantity}&date={date}&&encounter={encounter}

例:

GET [base]/Object?subject=Patient/123&category=vital-signs&code=http://loinc.org\|8867-4&value-quantity=gt40&date=le2020-12-31&encounter=Encounter/456
コンフォーマンス オペレーション 説明
MAY $lastn $lastnオペレーションを使用すると、指定したある条件を満たす、最新のn件のObservationリソースを取得することができる。
オプションオペレーション

オプションとして次のオペレーションをサポートすることができる。(MAY)

  1. Observation用 $lastn オペレーション

$lastn オペレーションはある条件に基づく最新、または最新からn件の検査結果/測定結果等を取得するという一般的なニーズを満たすためのオペレーションである。例えば、直近の傾向を見るために、患者の過去5回分の体温を取得したり、最新の検査結果や媒体るサインを取得したりすることができる。 検索を行う際は、通常のObservationの検索パラメータと組み合わせて使用される。また、対象となる患者等を限定するための、patientまたはsubjectの検索パラメータ、およびカテゴリを指定するcategory検索パラメータは必須の検索パラメータとなる。

また取得される結果には以下のルールに従う。

  • 追加パラメータによりフィルタされる
  • 取得される結果はObservation.codeの値によるグルーピング処理(Group by)される
  • 新しいデータから古いデータの順にソートされる
  • グループごとにmaxパラメータに指定された数だけ応答が返る。maxが指定されない場合は、最新の結果のみが返される。

この操作の公式なURLは以下である

http://hl7.org/fhir/OperationDefinition/Observation-lastn
入力パラメータ
名前 多重度 バインディング プロファイル 説明
max 0..1 positiveInt max は、lastn クエリ操作のオプションの入力パラメータです。これは、各グループから返すObservationの最大数を指定するために使用される。例えば、「ある患者のすべてのバイタルサイン結果から最新の3件を取得する」というクエリの場合、max = 3となる。
出力パラメータ
名前 多重度 バインディング プロファイル 説明
return 1..1 Bundle バンドルのタイプは"searchset"である。この操作の結果は、リソースとして直接返される。

リクエスト:ある患者のすべてのバイタルから最新の3件を取得する。

GET [base]/Observation/$lastn?max=3&patient=Patient/123&category=vital-signs

レスポンス:各サーバ毎に実装されたLast Nアルゴリズムに従い、患者のすべてのバイタルの中からコードごとに分類し、それぞれについて最新の3件を返す。以下の応答例では、9種のバイタルに対してそれぞれ3件ずつ応答を返しているため、合計27件のObservationのバンドルとなっている。


HTTP/1.1 200 OK
[other headers]

{
  "resourceType": "Bundle",
  "id": "26419249-18b3-45de-b10e-dca0b2e72b",
  "meta": {
    "lastUpdated": "2017-02-18T03:28:49Z"
  },
  "type": "searchset",
  "total": 27,
  // the patient temperature was being taken several times a day
  "entry": [{
    "fullUrl": "http://server/path/Observation/20170219-06temp",
    "resource": {
      "resourceType": "Observation",
      "id": "20170219temp",
      .. snip ...
  ,{
   "fullUrl": "http://server/path/Observation/20170219-05temp",
       "resource": {
         "resourceType": "Observation",
         "id": "20170218temp",
      .. snip ...
    }
      .. snip ...
  ]
}


Observation 検体検査結果用プロファイル

概要

項目 内容
定義URL http://hl7fhir.jp/fhir/StructureDefinition/JP_Observation_LabResult
バージョン 1.0.0
名前 JP_Observation_LabResult
タイトル JP Core Observation Lab Result Resource
ステータス アクティブ(yyyy-mm-dd)
定義 検体検査の1項目を対象として表現する、Observationリソースのためのプロファイル
公開者 HL7 FHIR JP WG
Copyright 2021
ソースリソース https://simplifier.net/fhirjpigwg/jpobservationlabresult

本プロファイル説明は、患者に関連付けられた検体検査結果を記録、検索、および取得のために、FHIR Observationリソースを使用するにあたっての、最低限の制約を記述したものである。

Observation リソースに対して本プロファイルに準拠する場合に必須となる要素や、サポートすべき拡張、用語、検索パラメータを定義する。

なお、検査結果は、Observationリソースを参照するDiagnosticReportリソースを使用してグループ化および要約されます。各Observationリソースは、個々の検体検査と結果値、他の観察結果を参照する「ネストされた」パネル(微生物感受性パネルなど)、またはコンポーネントの結果値を使用した臨床検査を表すことはめったにありません。

背景および想定シナリオ

本プロファイルは、以下のようなユースケースを想定している。

  • Patientリソースからの指定された(患者の)検体採取日、検査項目、検査オーダの依頼科での検体検査情報の参照
  • Patientリソースからの指定された(患者の)検体採取日、検査項目、検査結果値(範囲、または範囲外)検査オーダの依頼科での検体検査情報の参照
  • Patientリソースからの指定された(患者の)検体採取日、検査項目、検査結果値(特定のコード)検査オーダの依頼科での検体検査情報の参照
  • Patientリソースからの指定された(患者の)検体採取日、検査項目、検査結果値(特定の文字列)検査オーダの依頼科での検体検査情報の参照
  • 検査項目、検査結果値に対し条件に合致する検体検査情報、または関連する他のリソース(Observationリソースや、Patientリソース等)の参照。

スコープ

Observtion はヘルスケアの中心的な要素であり、診断の支援、進捗状況の監視、ベースラインやパターンの決定、さらには人口統計学的特性の把握に使用されます。ほとんどの Observationは、いくつかのメタデータを持つ単純な名前/値のペアのアサーションであるが、いくつかの Observationは、他の Observationを論理的にグループ化したり、あるいはマルチコンポーネントの Observationであったりする。

このプロファイルでは上記想定シナリオにて用いられる Observationの用途がスコープであり、患者基本情報の中でも特に検体検査に該当する情報項目の1つを取り扱う際に、必要な要件を定義している。

関連するプロファイル

このプロファイルは、以下のリソースに対して定義された各プロファイルから直接参照される可能性がある。

  • JP Core AdverseEvent リソース
  • JP Core Appointment リソース
  • JP Core CarePlan リソース
  • JP Core ChargeItem リソース
  • JP Core ClinicalImpression リソース
  • JP Core Communication リソース
  • JP Core CommunicationRequest リソース
  • JP Core Condition リソース
  • JP Core Contract リソース
  • JP Core DeviceRequest リソース
  • JP Core DeviceUseStatement リソース
  • JP Core DiagnosticReport リソース
  • JP Core Encounter リソース
  • JP Core FamilyMemberHistory リソース
  • JP Core Goal リソース
  • JP Core GuidanceResponse リソース
  • JP Core ImagingStudy リソース
  • JP Core Immunization リソース
  • JP Core MedicationAdministration リソース
  • JP Core MedicationRequest リソース
  • JP Core MedicationStatement リソース
  • JP Core MolecularSequence リソース
  • (他の)JP Core Observation リソース
  • JP Core Procedure リソース
  • JP Core QuestionnaireResponse リソース
  • JP Core RequestGroup リソース
  • JP Core RiskAssessment リソース
  • JP Core ServiceRequest リソース
  • JP Core SupplyRequest リソース

このプロファイルは、以下のリソースに対して定義された各プロファイルを直接参照する可能性がある。

  • (他の)JP Core Observation リソース

リソース定義

useΣ ?!0..1codeBinding
typeΣ0..1CodeableConceptBinding
systemΣ0..1uri
valueΣ0..1string
periodΣ0..1Period
assignerΣ0..1Reference(Organization)
basedOnΣ0..*Reference(ServiceRequest)
partOfΣ0..*Reference(MedicationAdministration| MedicationDispense| MedicationStatement| Procedure| Immunization| ImagingStudy)
statusΣ ?!1..1codeBinding
codingΣ1..1Coding
textΣ0..1string
systemΣ0..1uri
versionΣ0..1string
codeΣ0..1code
displayΣ0..1string
userSelectedΣ0..1boolean
textΣ1..1string
subjectΣ1..1Reference(Patient)
focusΣ0..*Reference(Resource)
encounterΣ0..1Reference(Encounter)
effectiveDateTimedateTime
effectivePeriodPeriod
effectiveTimingTiming
issuedΣ0..1instant
performerΣ0..*Reference(Practitioner| PractitionerRole| Organization| CareTeam| Patient| RelatedPerson)
valueQuantityQuantity
valueCodeableConceptCodeableConcept
valueStringstring
dataAbsentReason0..1CodeableConceptBinding
interpretation0..*CodeableConceptBinding
authorStringstring
authorReferenceReference(Practitioner| Patient| RelatedPerson| Organization)
timeΣ0..1dateTime
textΣ1..1markdown
bodySite0..1CodeableConcept
method0..1CodeableConcept
specimen1..1Reference(Specimen)
device0..1Reference(Device| DeviceMetric)
low0..1SimpleQuantity
high0..1SimpleQuantity
type0..1CodeableConceptBinding
appliesTo0..*CodeableConcept
age0..1Range
text0..1string
hasMemberΣ0..*Reference(Observation| QuestionnaireResponse| MolecularSequence)
derivedFromΣ0..*Reference(DocumentReference| ImagingStudy| Media| QuestionnaireResponse| Observation| MolecularSequence)
codeΣ1..1CodeableConcept
valueQuantityQuantity
valueCodeableConceptCodeableConcept
valueStringstring
valueBooleanboolean
valueIntegerinteger
valueRangeRange
valueRatioRatio
valueSampledDataSampledData
valueTimetime
valueDateTimedateTime
valuePeriodPeriod
dataAbsentReason0..1CodeableConceptBinding
interpretation0..*CodeableConceptBinding
referenceRange0..*see (referenceRange)

必須要素

次のデータ項目はデータが存在しなければならない(必須)であるか、あるいは、データが送信システムに存在する場合はサポートされなければならない(Must Support)要素である。

必須

Observation リソースは、次の要素を持たなければならない。

  • status︓検体検査情報項目の状態は必須である。
  • category︓このリソースが示す検体検査情報項目を分類するための区分であり、このプロファイルでは必須とする。
  • code︓このリソースは何の検体検査情報項目であるかを示すため必須である。
  • subject︓このリソースが示す検体検査情報項目が、どの患者のものかを示すため、このプロファイルでは参照するpatientリソースの定義を必須とする。
  • effective[x]:このリソースが示す検体検査情報項目が、いつ発生したかを示すためこのプロファイルでは必須とする。検体採取日時。
  • specimen:このリソースが示す検体検査情報項目が、どの検体で検査されるのかを示すため、このプロファイルでは参照するspecimenリソースの定義を必須とする。

MustSupport

Observation リソースでは、次の要素はMustSupportである。

  • value[x]:このリソースが示す検体検査情報項目の結果である。

Extensions定義

このプロファイルでは拡張定義は行っていない。

用語定義

Path 定義 バインディング強度 バリューセット
Observation.category 「laboratoy」固定 Preferred ObservationCategoryCodes
Observation.code JLAC10 Preferred 臨床検査マスター(1.2.392.200119.4.501)

制約一覧

レベルの指定が必要。

id レベル 位置 説明
jp-core-1 Observation.effective[x] 一日を含む細かな検体採取日時を必要がある。(年月のみでは不足) Observation.effectiveDateTime.exists() implies Observation.effectiveDateTime.toString().length() >= 8
jp-core-2 Observation component または、hasMember が存在しない場合、valueが存在する必要がある。 component.empty() and hasMember.empty()) implies value.exists()
obs-3 Observation.referenceRange 可能な限りlow、highに構造化すべき。構造化できない場合、あるいはlow、highに該当しない場合はtextを使用 low.exists() or high.exists() or text.exists()

利用方法

インタラクション一覧

Observationリソースのインタラクション一覧の定義はユースケースに依存せず共通であるため、共通情報プロファイルに記載されている。

Observation共通情報プロファイル#インタラクション一覧

OperationおよびSearch Parameter 一覧

Search Parameter一覧

検体検査結果ユースケースのSearch Parameter一覧は共通情報プロファイルとは異なり以下の通りである。

コンフォーマンス パラメータ
SHOULD subject,code,date,based-on reference,token,date,reference GET [base]/Observation?subject=Patient/123&code=http://loinc.org|8867-4&date=le2020-12-31&based-on=ServiceRequest/456
SHOULD subject,code,date,value-quantity,based-on reference,token,date,quantity,reference GET [base]/Observation?subject=Patient/123&code=http://loinc.org|8867-4&date=le2020-12-31&value-quantity=gt40&based-on=ServiceRequest/456
SHOULD subject,code,date,value-concept,based-on reference,token,date,code,reference GET [base]/Observation?subject=Patient/123&code=http://loinc.org|8867-4&date=le2020-12-31&value-concept=http://snomed.info/sct|1082004&based-on=ServiceRequest/456
SHOULD subject,code,date,value-string,based-on reference,token,date,string,reference GET [base]/Observation?subject=Patient/123&code=http://loinc.org|8867-4&date=le2020-12-31&value-string=positive&based-on=ServiceRequest/456
SHOULD code,value-quantity,subject, token,quantity,reference GET [base]/Observation?code=http://loinc.org|8867-4&value-quantity=gt40&subject=Patient/123
SHOULD code,value-concept,subject token,code,reference GET [base]/Observation?code=http://loinc.org|8867-4&value-concept=http://snomed.info/sct|1082004&subject=Patient/123
SHOULD code,value-string,subject token,string,reference GET [base]/Observation?code=http://loinc.org|8867-4&value-string=positive&subject=Patient/123

操作詳細

必須検索パラメータ

次の検索パラメータは必須でサポートされなければならない。(SHALL) (Observationリソースでは検索の多様性が求められるため、必須としての検索項目は定義していない。)

推奨検索パラメータ

次の検索パラメータはサポートすることが推奨される。(SHOULD)

  1. 臨床での検索:subject = Patient(対象患者)、検体採取日、検査項目、basedOn = ServiceRequest(検査オーダの依頼科)を指定した検索をサポートすることが望ましい。(SHOULD)

Capability Statementシートのコメント:臨床での検索:subject = Patient(対象患者)、検体採取日、検査項目、basedOn = ServiceRequest(検査オーダの依頼科):組み合わせパターンあり。すべてこの形式で表現することが困難。

subject,code,date,based-on の各検索パラメータに一致するObservationリソースを含むBundleを取得することができる。

GET [base]/Observation?subject={reference}&code={code}}&date={date}}&based-on={reference}

例:

GET [base]/Observation?subject=Patient/123&code=http://loinc.org\|8867-4&date=le2020-12-31&based-on=ServiceRequest/456
  1. 臨床(NST)での検索:subject = Patient(対象患者)、検査項目、検査値(数値、条件:基準値から外れている、等)、basedOn = ServiceRequest(検査オーダの依頼科)を指定した検索をサポートすることが望ましい。(SHOULD)

subject,code,date,value-quantity,based-on の各検索パラメータに一致するObservationリソースを含むBundleを取得することができる。

GET [base]/Observation?subject={reference}&code={code}}&date={date}}&value-quantity={quantity}&based-on={reference}

例:

GET [base]/Observation?subject=Patient/123&code=http://loinc.org\|8867-4&date=le2020-12-31&value-quantity=gt40&based-on=ServiceRequest/456
  1. 臨床(NST)での検索:subject = Patient(対象患者)、検査項目、検査値(コード)、basedOn = ServiceRequest(検査オーダの依頼科)を指定した検索をサポートすることが望ましい。(SHOULD)

subject,code,date,value-concept,based-on の各検索パラメータに一致するObservationリソースを含むBundleを取得することができる。

GET [base]/Observation?subject={reference}&code={code}}&date={date}}&value-concept={code}&based-on={reference}

例:

GET [base]/Observation?subject=Patient/123&code=http://loinc.org\|8867-4&date=le2020-12-31&value-concept=http://snomed.info/sct|1082004&based-on=ServiceRequest/456
  1. 臨床(NST)での検索:subject = Patient(対象患者)、検査項目、検査値(文字列)、basedOn = ServiceRequest(検査オーダの依頼科)を指定した検索をサポートすることが望ましい。(SHOULD)

subject,code,date,value-string,based-on の各検索パラメータに一致するObservationリソースを含むBundleを取得することができる。

GET [base]/Observation?subject={reference}&code={code}}&date={date}}&value-string={string}&based-on={reference}

例:

GET [base]/Observation?subject=Patient/123&code=http://loinc.org\|8867-4&date=le2020-12-31&value-string=positive&based-on=ServiceRequest/456
  1. 研究での検索:検査項目、検査値(数値、条件:ある値以上/以下、等)、subject = Patient(対象患者で絞る場合あり)を指定した検索をサポートすることが望ましい。(SHOULD)

code,value-quantity,subject の各検索パラメータに一致するObservationリソースを含むBundleを取得することができる。

GET [base]/Observation?code={code}}&value-quantity={quantity}&subject={reference}&

例:

GET [base]/Observation?code=http://loinc.org\|8867-4&value-quantity=gt40&subject=Patient/123
  1. 研究での検索:検査項目、検査値(コード)、subject = Patient(対象患者で絞る場合あり)を指定した検索をサポートすることが望ましい。(SHOULD)

code,value-concept,subject の各検索パラメータに一致するObservationリソースを含むBundleを取得することができる。

GET [base]/Observation?code={code}}&value-concept={code}&subject={reference}

例:

GET [base]/Observation?code=http://loinc.org\|8867-4&value-concept=http://snomed.info/sct|1082004&subject=Patient/123
  1. 研究での検索:検査項目、検査値(文字列)、subject = Patient(対象患者で絞る場合あり)を指定した検索をサポートすることが望ましい。(SHOULD)

code,value-string,subject の各検索パラメータに一致するObservationリソースを含むBundleを取得することができる。

GET [base]/Observation?code={code}}&value-string={string}&subject={reference}

例:

GET [base]/Observation?code=http://loinc.org\|8867-4&value-string=positive&subject=Patient/123
オプション検索パラメータ

オプションとして次の検索パラメータをサポートすることができる。(MAY)

Operation一覧

ObservationリソースのOperation一覧の定義はユースケースに依存せず共通であるため、共通情報プロファイルに記載されている。

Observation共通情報プロファイル#Operation一覧

サンプル


バイタルサイン用プロファイル

概要

項目 内容
定義URL http://hl7fhir.jp/fhir/StructureDefinition/JP_Observation_VitalSigns
バージョン 1.0.0
名前 JP_Observation_VitalSigns
タイトル JP Core Observation Vital Signs Profile
ステータス アクティブ(2021-06-01)
定義 患者バイタルサインの1項目を対象として表現する、Observationリソースのためのプロファイル
公開者 HL7 FHIR JP WG
Copyright 2021
ソースリソース https://simplifier.net/fhirjpigwg/jpobservationvitalsigns

本プロファイル説明は、患者に付属する一項目分のバイタルサイン情報について、情報の登録や検索、取得のために、FHIR Observationリソースを使用するにあたっての、最低限の制約を記述したものである。 Observation リソースに対して本プロファイルに準拠する場合に必須となる要素や、サポートすべき拡張、用語、検索パラメータを定義する。

背景および想定シナリオ

本プロファイルは、以下のようなユースケースを想定している。

  • Patientリソースからの指定された日時、期間での患者バイタルサイン情報の参照
  • Patientリソースからの指定された患者バイタルサイン項目に対する指定された期間でのバイタルサイン情報の参照
  • Patientリソースからの標準値を外れた患者バイタルサイン情報の参照
  • 指定された期間や患者バイタルサイン項目に対し、条件に合致するバイタルサイン情報、または関連する他のリソース(Observationリソースや、Patientリソース等)の参照。

スコープ

Observtion はヘルスケアの中心的な要素であり、診断の支援、進捗状況の監視、ベースラインやパターンの決定、さらには人口統計学的特性の把握に使用されます。ほとんどの Observationは、いくつかのメタデータを持つ単純な名前/値のペアのアサーションであるが、いくつかの Observationは、他の Observationを論理的にグループ化したり、あるいはマルチコンポーネントの Observationであったりする。

このプロファイルでは上記想定シナリオにて用いられる Observationの用途がスコープであり、患者基本情報の中でも特に患者バイタルサインに該当する情報項目の1つを取り扱う際に、必要な要件を定義している。

関連するプロファイル

このプロファイルは、以下のリソースに対して定義された各プロファイルから直接参照される可能性がある。

  • JP Core AdverseEvent リソース
  • JP Core Appointment リソース
  • JP Core CarePlan リソース
  • JP Core ChargeItem リソース
  • JP Core ClinicalImpression リソース
  • JP Core Communication リソース
  • JP Core CommunicationRequest リソース
  • JP Core Condition リソース
  • JP Core Contract リソース
  • JP Core DeviceRequest リソース
  • JP Core DeviceUseStatement リソース
  • JP Core DiagnosticReport リソース
  • JP Core Encounter リソース
  • JP Core FamilyMemberHistory リソース
  • JP Core Goal リソース
  • JP Core GuidanceResponse リソース
  • JP Core ImagingStudy リソース
  • JP Core Immunization リソース
  • JP Core MedicationAdministration リソース
  • JP Core MedicationRequest リソース
  • JP Core MedicationStatement リソース
  • JP Core MolecularSequence リソース
  • (他の)JP Core Observation リソース
  • JP Core Procedure リソース
  • JP Core QuestionnaireResponse リソース
  • JP Core RequestGroup リソース
  • JP Core RiskAssessment リソース
  • JP Core ServiceRequest リソース
  • JP Core SupplyRequest リソース

このプロファイルは、以下のリソースに対して定義された各プロファイルを直接参照する可能性がある。

  • (他の)JP Core Observation リソース

リソース定義

category1..Binding
code
subject1..Reference(Patient)
encounter1..
effectiveDateTimedateTime
effectivePeriodPeriod
hasMemberReference(Observation| QuestionnaireResponse| MolecularSequence| JP_Observation_VitalSigns)
derivedFromReference(DocumentReference| ImagingStudy| Media| QuestionnaireResponse| Observation| MolecularSequence| JP_Observation_VitalSigns)

必須要素

次のデータ項目は必須(データが存在しなければならない)、あるいは、データが送信システムに存在する場合はサポートされなければならないことを意味する(Must Support)。

必須

JP_Observation_VitalSigns リソースは、次の要素を持たなければならない。

  • status︓患者バイタルサイン情報項目の状態は必須である。
  • category︓このリソースが示す患者バイタルサイン情報項目を分類するための区分であり、このプロファイルでは必須とする。
  • code︓このリソースは何の患者バイタルサイン情報項目であるかを示すため必須である。
  • subject︓このリソースが示す患者バイタルサイン情報項目が、どの患者のものかを示すため、このプロファイルでは参照するpatientリソースの定義を必須とする。
  • encouter:このリソースが示す患者バイタルサイン情報項目が、どの診療イベントにより発生したものかを示すため、このプロファイルでは必須とする。

Must Support

このプロファイルでは MustSupport要素定義は行っていない。

Extension定義

このプロファイルでは拡張定義は行っていない。

用語定義

Path 定義 バインディング強度 バリューセット
Observation.category MEDISの看護実践用語標準マスター<看護観察編>の大分類1.バイタルサイン・基本情報、中分類1.バイタルサインの「焦点」を基にバリューセットを定義する Preferred (TBD) ※MEDISの同マスタのValue set名が見当たらない。
Observation.code MEDISの看護実践用語標準マスター<看護観察編>の大分類1.バイタルサイン・基本情報、中分類1.バイタルサインを対象とする Preferred (TBD) ※MEDISの同マスタのValue set名が見当たらない。

制約一覧

このプロファイルでは制約定義は行っていない。

利用方法

インタラクション一覧

Observationリソースのインタラクション一覧の定義はユースケースに依存せず共通であるため、共通情報プロファイルに記載されている。

Observation共通情報プロファイル#インタラクション一覧

OperationおよびSearch Parameter 一覧

Search Parameter一覧

バイタルサインユースケースのSearch Parameter一覧は共通情報プロファイルに記載されている。

検索時のcategoryパラメータは"vital-sign"となる。

Observation共通情報プロファイル#Search Parameter一覧

Operation一覧

ObservationリソースのOperation一覧の定義はユースケースに依存せず共通であるため、共通情報プロファイルに記載されている。

Observation共通情報プロファイル#Operation一覧

注意事項

(全体に対する注意事項等、その他の部分について記載します。)## VitalSigns


身体計測用プロファイル

概要

項目 内容
定義URL http://hl7fhir.jp/fhir/StructureDefinition/JP_Observation_BodyMeasurement
バージョン 1.0.0
名前 JP_Observation_BodyMeasurement
タイトル JP Core Observation Body Measurement Profile
ステータス アクティブ(2021-06-01)
定義 患者身体計測の1項目を対象として表現する、Observationリソースのためのプロファイル
公開者 HL7 FHIR JP WG
Copyright 2021
ソースリソース https://simplifier.net/fhirjpigwg/jpobservationbodymeasurement

本プロファイル説明は、患者に付属する一項目分の身体計測情報について、情報の登録や検索、取得のために、FHIR Observationリソースを使用するにあたっての、最低限の制約を記述したものである。 Observation リソースに対して本プロファイルに準拠する場合に必須となる要素や、サポートすべき拡張、用語、検索パラメータを定義する。

背景および想定シナリオ

本プロファイルは、以下のようなユースケースを想定している。

  • Patientリソースからの指定された日時、期間での患者身体計測情報の参照
  • Patientリソースからの指定された患者身体計測情報項目に対する指定された期間での身体計測情報の参照
  • Patientリソースからの標準値を外れた患者身体計測情報の参照
  • 指定された期間や患者身体計測情報項目に対し、条件に合致する身体計測情報、または関連する他のリソース(Observationリソースや、Patientリソース等)の参照。

スコープ

Observtion はヘルスケアの中心的な要素であり、診断の支援、進捗状況の監視、ベースラインやパターンの決定、さらには人口統計学的特性の把握に使用されます。ほとんどの Observationは、いくつかのメタデータを持つ単純な名前/値のペアのアサーションであるが、いくつかの Observationは、他の Observationを論理的にグループ化したり、あるいはマルチコンポーネントの Observationであったりする。

このプロファイルでは上記想定シナリオにて用いられる Observationの用途がスコープであり、患者基本情報の中でも特に身体計測に該当する情報項目の1つを取り扱う際に、必要な要件を定義している。

関連するプロファイル

このプロファイルは、以下のリソースに対して定義された各プロファイルから直接参照される可能性がある。

  • JP Core AdverseEvent リソース
  • JP Core Appointment リソース
  • JP Core CarePlan リソース
  • JP Core ChargeItem リソース
  • JP Core ClinicalImpression リソース
  • JP Core Communication リソース
  • JP Core CommunicationRequest リソース
  • JP Core Condition リソース
  • JP Core Contract リソース
  • JP Core DeviceRequest リソース
  • JP Core DeviceUseStatement リソース
  • JP Core DiagnosticReport リソース
  • JP Core Encounter リソース
  • JP Core FamilyMemberHistory リソース
  • JP Core Goal リソース
  • JP Core GuidanceResponse リソース
  • JP Core ImagingStudy リソース
  • JP Core Immunization リソース
  • JP Core MedicationAdministration リソース
  • JP Core MedicationRequest リソース
  • JP Core MedicationStatement リソース
  • JP Core MolecularSequence リソース
  • (他の)JP Core Observation リソース
  • JP Core Procedure リソース
  • JP Core QuestionnaireResponse リソース
  • JP Core RequestGroup リソース
  • JP Core RiskAssessment リソース
  • JP Core ServiceRequest リソース
  • JP Core SupplyRequest リソース

このプロファイルは、以下のリソースに対して定義された各プロファイルを直接参照する可能性がある。

  • (他の)JP Core Observation リソース

リソース定義

category1..Binding
code
subject1..Reference(Patient)
encounter1..
effectiveDateTimedateTime
effectivePeriodPeriod
hasMemberReference(Observation| QuestionnaireResponse| MolecularSequence| JP_Observation_BodyMeasurement)
derivedFromReference(DocumentReference| ImagingStudy| Media| QuestionnaireResponse| Observation| MolecularSequence| JP_Observation_BodyMeasurement)

必須要素

次のデータ項目は必須(データが存在しなければならない)、あるいは、データが送信システムに存在する場合はサポートされなければならないことを意味する(Must Support)。

必須

JP_Obervation_BodyMeasurement リソースは、次の要素を持たなければならない。

  • status︓患者身体計測情報の状態は必須である。
  • category︓このリソースが示す身体計測情報項目を分類するための区分であり、このプロファイルでは必須とする。
  • code︓このリソースは何の身体計測情報項目であるかを示すため必須である。
  • subject︓このリソースが示す身体計測情報項目が、どの患者のものかを示すため、このプロファイルでは参照するpatientリソースの定義を必須とする。
  • encouter:このリソースが示す身体計測情報項目が、どの診療イベントにより発生したものかを示すため、このプロファイルでは必須とする。

Must Support

このプロファイルでは MustSupport要素定義は行っていない。

Extension定義

このプロファイルでは拡張定義は行っていない。

用語定義

Path 定義 バインディング強度 バリューセット
Observation.category MEDISの看護実践用語標準マスター<看護観察編>の大分類1.バイタルサイン・基本情報、中分類2.身体計測の「焦点」を基にバリューセットを定義する Preferred (TBD) ※MEDISの同マスタのValue set名が見当たらない。
Observation.code MEDISの看護実践用語標準マスター<看護観察編>の大分類1.バイタルサイン・基本情報、中分類2.身体計測を対象とする Preferred (TBD) ※MEDISの同マスタのValue set名が見当たらない。

制約一覧

このプロファイルでは制約定義は行っていない。

利用方法

インタラクション一覧

Observationリソースのインタラクション一覧の定義はユースケースに依存せず共通であるため、共通情報プロファイルに記載されている。

Observation共通情報プロファイル#インタラクション一覧

OperationおよびSearch Parameter 一覧

Search Parameter一覧

身体計測ユースケースのSearch Parameter一覧は共通情報プロファイルに記載されている。

検索時のcategoryパラメータは"vital-sign"となる。

Observation共通情報プロファイル#Search Parameter一覧

Operation一覧

ObservationリソースのOperation一覧の定義はユースケースに依存せず共通であるため、共通情報プロファイルに記載されている。

Observation共通情報プロファイル#Operation一覧

注意事項

(全体に対する注意事項等、その他の部分について記載します。)##

身体所見用プロファイル

構造定義

(リソース定義全般の概略記載します)

想定シナリオ

(想定しているユースケースを記述します)

スコープ

(対象としているスコープ/対象としないスコープについて記載します)

リソース定義

category1..1Fixed Value
codeBindingFixed Value
subject1..Reference(Patient)
encounter1..
effectiveDateTimedateTime
effectivePeriodPeriod
valueCodeableConceptCodeableConcept
JP_Observation_bodySite_Position0..Extension(Complex)
method
hasMemberReference(Observation| QuestionnaireResponse| MolecularSequence| JP_Observation_PhysicalExam)
derivedFromReference(DocumentReference| ImagingStudy| Media| QuestionnaireResponse| Observation| MolecularSequence| JP_Observation_PhysicalExam)
valueCodeableConceptCodeableConcept
valueStringstring

必須要素

Observationリソースの必須要素の定義はユースケースに依存せず共通であるため、共通情報プロファイルに記載されている。

Observation共通情報プロファイル#必須要素

Extension定義

本プロファイルで使用される拡張は次の通りである。

  • JP_Observation_bodySite_Position
    • 左右の区別を表現する際に使用する。

用語定義

Path 定義 バインディング強度 バリューセット
Observation.category 「exam」固定 Preferred ObservationCategoryCodes
Observation.code 「所見の有無」固定 Required JP_Observation_PhysicalExam_Code
Observation.value[x] コードに限定する Required Hl7VSYesNoIndicator
Observation.bodySite 外保連の操作対象部位を基にバリューセットを定義する。左右の区別は拡張で表現する Preferred JP_Observation_PhysicalExam_BodySite(TBD)
Observation.method MEDIS症状・所見マスターの「診察方法」を基にバリューセットを定義する Preferred JP_Observation_PhysicalExam_Method(TBD)

制約一覧

このプロファイルでは制約定義は行っていない。

利用方法

インタラクション一覧

Observationリソースのインタラクション一覧の定義はユースケースに依存せず共通であるため、共通情報プロファイルに記載されている。

Observation共通情報プロファイル#インタラクション一覧

OperationおよびSearch Parameter 一覧

Search Parameter一覧

身体所見ユースケースのSearch Parameter一覧は共通情報プロファイルに記載されている。

検索時のcategoryパラメータは"exam"となる。

Observation共通情報プロファイル#Search Parameter一覧

Operation一覧

ObservationリソースのOperation一覧の定義はユースケースに依存せず共通であるため、共通情報プロファイルに記載されている。

Observation共通情報プロファイル#Operation一覧

注意事項

(全体に対する注意事項等、その他の部分について記載します。)##

生活背景情報用プロファイル

構造定義

(リソース定義全般の概略記載します)

想定シナリオ

(想定しているユースケースを記述します)

スコープ

(対象としているスコープ/対象としないスコープについて記載します)

リソース定義

category1..1Fixed Value
code
subject1..Reference(Patient)
effectiveDateTimedateTime
effectivePeriodPeriod
valueQuantityQuantity
valueCodeableConceptCodeableConcept
valueStringstring
derivedFromReference(DocumentReference| ImagingStudy| Media| QuestionnaireResponse| Observation| MolecularSequence| JP_Observation_SocialHistory)

必須要素

Observationリソースの必須要素の定義はユースケースに依存せず共通であるため、共通情報プロファイルに記載されている。

Observation共通情報プロファイル#必須要素

Extension定義

このプロファイルでは拡張定義は行っていない。

用語定義

Path 定義 バインディング強度 バリューセット
Observation.category 「social-history」固定 Preferred ObservationCategoryCodes
Observation.code MEDISのJ-MIXの「生活背景情報」を基にバリューセットを定義する Preferred JP_Observation_SocialHistory_Code(TBD)

制約一覧

このプロファイルでは制約定義は行っていない。

利用方法

インタラクション一覧

Observationリソースのインタラクション一覧の定義はユースケースに依存せず共通であるため、共通情報プロファイルに記載されている。

Observation共通情報プロファイル#インタラクション一覧

OperationおよびSearch Parameter 一覧

Search Parameter一覧

生活背景情報ユースケースのSearch Parameter一覧は共通情報プロファイルに記載されている。

ただし、生活背景情報ユースケースの場合は、encounterまで含めたsubject,category,code,value-quantity,encounterを条件として検索はオプション検索パラメータとはならない。

検索時のcategoryパラメータは"social-history"となる。

Observation共通情報プロファイル#Search Parameter一覧

Operation一覧

ObservationリソースのOperation一覧の定義はユースケースに依存せず共通であるため、共通情報プロファイルに記載されている。

Observation共通情報プロファイル#Operation一覧

注意事項

(全体に対する注意事項等、その他の部分について記載します。)##

細菌検査用プロファイル

構造定義

(リソース定義全般の概略記載します)

想定シナリオ

(想定しているユースケースを記述します)

スコープ

(対象としているスコープ/対象としないスコープについて記載します)

リソース定義

basedOnReference(ServiceRequest)
category1..1Binding
infectious-agentBinding
antimicrobial-drugBinding
JLAC10Binding
subject1..Reference(Patient)
encounter1..
effectiveDateTimedateTime
effectivePeriodPeriod
valueQuantityQuantity
valueCodeableConceptCodeableConcept
valueStringstring
systemFixed Value
hasMemberReference(JP_Observation_Microbiology)

必須要素

(必須要素についての説明を行います)

Extensions定義

(拡張を行った場合、ここに説明を記載します)

利用方法

(Search Parameter中心に記載を行います。)

注意事項

(全体に対する注意事項等、その他の部分について記載します。)##

病理検査用プロファイル

構造定義

(リソース定義全般の概略記載します)

想定シナリオ

(想定しているユースケースを記述します)

スコープ

(対象としているスコープ/対象としないスコープについて記載します)

リソース定義

Command 'render' could not render: File was not found for fhirjpigwg/.....

必須要素

(必須要素についての説明を行います)

Extensions定義

(拡張を行った場合、ここに説明を記載します)

利用方法

(Search Parameter中心に記載を行います。)

注意事項

(全体に対する注意事項等、その他の部分について記載します。)##

RadiologyFindings

歯科口腔領域 XX用プロファイル

構造定義

(リソース定義全般の概略記載します)

想定シナリオ

(想定しているユースケースを記述します)

スコープ

(対象としているスコープ/対象としないスコープについて記載します)

リソース定義

Command 'render' could not render: File was not found for fhirjpigwg/....

必須要素

(必須要素についての説明を行います)

Extensions定義

(拡張を行った場合、ここに説明を記載します)

利用方法

(Search Parameter中心に記載を行います。)

注意事項

(全体に対する注意事項等、その他の部分について記載します。)##